結論:新規開業の飲食店にホームページはあった方がベター!
2025年8月現在、新規開業時にホームページはあった方が良いですが、ホームページがない場合はSNSで代替対応可能です!
1. はじめに:お店にホームページは必要か?集客データから考える
「飲食店を開くなら、やっぱりホームページが必要だよね」そう考える方は多いかもしれません。
しかし今は、お店を探す多くの人はまずSNSや口コミサイト、Googleマップを使う時代。
実は、今の時代に合ったやり方があるんです!
ホームページは“あると安心”な存在になっており、過剰な機能よりも、最低限の情報をシンプルに届けることがむしろ合理的です。
まず知ってほしい今の「集客の現実」
今やお客様の動きは大きく変化しています。
2025年最新の調査によれば、飲食店を知るきっかけは次のような結果でした。
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✅ 飲食店を「知る」きっかけ(複数回答可)
- Instagram:71.1%
- 口コミ(家族・友人):49.2%
- グルメサイト(食べログ等):41.5%
- Googleマップ:37.2%
つまり、多くの人がまずはSNSや口コミ、地図アプリなどを通じてお店を知り、興味を持つという流れです。
ではその後、どうするか?
同調査では、「もっと詳しく知りたい」と思った人の行動にも注目すべきポイントがありました。
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✅ 興味を持った後に見る情報
- ホームページ:32.9%
- Instagramアカウント:22.9%
- 食べログページ:18.9%
- Googleビジネスプロフィール:16.6%
つまり、「どんなお店か確認したい」「信頼できるお店か知りたい」という段階で、公式ホームページが“最後の判断材料”として使われているのです。
さらに、別の調査でもこうした傾向は裏付けられています。
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✅ 「最も信頼できる情報源」は?
- Googleマップの店舗情報:30.4%
- 食べログ:24.4%
- Instagram:18.0%
- 店舗のホームページ:13.6%
結論:ホームページは「名刺代わり」でOK。でも“あった方が安心”
今の時代、集客の主戦場はSNSやGoogleマップ。
しかし、ホームページは信頼感や安心を伝える“最終確認の場”として、まだまだ大事な役割を果たしています。
無理に高機能なサイトを作る必要はありません。
名刺代わりに、最低限の情報を載せた“シンプルなホームページ”が最適解です。
このあと、実際に50万円でホームページを作った飲食店オーナーの「リアルな後悔」や、SNS活用・口コミ対応の重要性もご紹介します。
2. 実話:50万円かけたホームページが残した“後悔”

実際に私が聞いた話です。
あるイタリアンのお店が開店準備を進める中で、制作会社に依頼して「ブログ更新ができるホームページ」を約50万円で制作したそうです。
その時点では、設備投資や仕入れ費用などとあわせて資金がかさんでいたため、ホームページの制作費もローンを組んで対応したとのこと。
しかし、いざ営業が始まってみると、ブログでの情報発信よりもInstagramやX(旧Twitter)などのSNSでの投稿のほうが反応がよく、「わざわざブログで発信する必要はなかった」と感じるようになったそうです。
現在では、ホームページは「メニューの大きな変更があったとき」くらいしか更新しておらず、
更新のないホームページに対してローン返済だけが残っていることを「正直後悔している」とのこと。
今ではその店主も「ホームページは名刺代わりで十分。宣伝や告知はSNSで行うのが一番」と考えているそうです。
3. お客様が来店基準としている4つのポイント
お客様が「このお店に行こうかな?」と考える際に気にしているのは、メニューの内容、料金、雰囲気(写真)、そして口コミの4点です。これら4つの要素は、お客様がお店を選ぶ上で重要な判断基準となります。
その確認先はGoogleマップやSNS、グルメサイトが主で、ホームページはあくまで“最後に見る場所”として使われています。
つまり、お客様が判断に使うのは「何が食べられるのか?」「いくらくらい?」「評判は良いのか?」「どこにあるのか?」という4点。そのため、これらの情報がすぐに確認できれば、ホームページに長文ブログや多機能は不要です。
✅ POINT1 : メニューの内容
どんな料理があるのか、自分の好みに合うのか、特別なメニューや限定メニューがあるのかなど、メニューの内容は非常に重要です。
✅ POINT2 : 料金
メニューの内容と合わせて、料金が予算に見合うかどうかも重要なポイントです。
高すぎる、または安すぎる場合は、お客様の来店意欲を削ぐ可能性があります。
✅ POINT3 : 雰囲気(写真)
お店の雰囲気は、写真を通して伝わることが多いです。
清潔感があるか、落ち着いた雰囲気か、賑やかな雰囲気かなど、お店の雰囲気が自分の好みに合うかどうかも重要な判断材料です。
✅ POINT4 : 口コミ
他のお客様の評価は、お店を選ぶ上で非常に参考になります。
良い口コミが多いお店は、それだけ信頼性が高いと判断されます。
逆に、悪い口コミが多い場合は、来店を躊躇する可能性があります。

ちなみに私は、Googleマップを参考にしています。
新規開拓時やお出かけ先近隣の飲食をチェックしています。
また、SNSで気になる料理があればGoogleマップで口コミやメニューを見て来店するか否かを判断しています。
4. 高機能(高額)なHP制作は不要な時代
飲食店のホームページ制作費用は、相場で5万〜50万円。
ブログ機能がある、instagram連携機能があるなどサービスの内容で変わってくると思います。
出典:飲食店に強いおすすめのホームページ制作会社26選!選び方や費用相場を解説
加えて、月額の保守費用やサーバー費、ブログやメニュー更新の手間を考えると、初期費用+更新コスト+保守費用で「開店時の負担」としてはかなり重い出費になってしまいます。
それならご自身で、SNS運用やGoogleビジネスの整備に時間とエネルギーを注ぐ方が、コストパフォーマンスも高く、集客にも直結します。

「高機能だから良い」「高ければ良い」ではなく、“ちょうどよい規模のサイト”を適正価格で持つことが、これからの時代には必要です。
また、最初から大きいものをつくるのではなく段階的に大きくするのも良いと思います。
5. ホームページの役割は「最終確認用」「名刺代わり」
SNSやグルメサイトで見つけたお店を検索したとき、ホームページが存在するだけで「ちゃんとしたお店だな」と安心感を与えます。逆に、どこにも公式の情報がないと、「営業してるのかな?」「ちゃんとしたお店なのかな?」と不安になる人も多いのが現実です。
必要な情報は、以下の3点で十分です。
- メニュー(または代表的な料理)
- 営業時間・定休日・アクセス
- SNSやGoogleマップのリンク

しっかり整理されたホームページであれば、たとえ更新頻度が低くても、お客様に「信頼される店舗」として伝わります。
お店の雰囲気にあったシンプルなホームページがあるだけでOK!
6. 私ならこう作ります(KOSAERUの提案)
私が提案するのは、必要最低限の情報を伝えるシンプルなホームページです。
- 制作費は5万円〜
- 1ページで完結(メニュー、店舗情報、SNSリンク)
- 更新不要(情報更新はSNSで)
- ドメインやサーバー契約もサポート

ちなみに私が作ったラーメン屋さんのデモサイト。このデモサイトではinstagramとの連携があるので8万円で制作しますが、それがなければ5万円で制作いたします。
デモサイト:https://xs776859.xsrv.jp/ramen/
7. SNS運用こそ、今のお店に必要なこと
飲食店の集客はSNS(Instagram・X・TikTok・YouTube)とGoogleマップでほぼ完結します。
- 無料で始められる
- 料理の写真やお知らせをすぐ投稿できる
- ユーザーが勝手に紹介してくれる(UGC効果)
- MEO(マップエンジン最適化)で地域検索にも強くなる

お金をかけず、店主の熱意やこだわりがそのまま伝わるのが、SNSの最大の強みです。
8. 口コミには「返信」するのが信頼アップの鍵
Googleマップや食べログなどの口コミに、返信しましょう。
良い口コミには感謝を、悪い口コミにも真摯に対応。悪い口コミがあったとしても丁寧に対応することで逆に好印象を与えることもあります。
- 良い口コミには「ありがとう」の気持ちを
- 悪い口コミには冷静に改善姿勢を見せる

口コミ返信は、書いた人だけでなく「これから来店するか迷っている見込み客」へのメッセージでもあります。
9. まとめ:背伸びしない「ちょうどいいホームページ戦略」を
「本格的なホームページを作らないと…」と構える必要はありません。
大切なのは、お店の魅力がしっかり伝わり、お客様が安心して来店できることです。
あなたのお店に合った「ちょうどいい規模」で、今の時代にフィットした集客戦略を始めてみませんか?
- 最低限の情報を載せたホームページ(名刺代わり)
- SNSやGoogleビジネスでこまめに発信
- 口コミ対応で信頼感アップ
まずはお気軽にご相談ください!
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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