WordPress|1週間後に新規サイト/LPをリリースしたいと言われても対応できる準備と制作の流れ

WordPress|1週間後に新規サイト/LPをリリースしたいと言われても対応できる準備と制作の流れ

クライアント様の要望で新規サイトまたはLP(ランディングページ)を「1週間後にリリースしたい!」ということがあります。

そんな時のために僕が準備・用意していることや制作の流れをご紹介します。

前提

・依頼を受けて1週間後にリリース
・WordPressで制作
・新規制作

仕様確認

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ヒヤリング、仕様確認は1日で終わらせます。
自分用のチェックリストを用意することをお勧めしまっす!

    確認チェックリスト

  • リリース日、最終検収日
  • →そもそも対応できるかを確認しないとですね。

  • ブログ、サイト、LPのどのタイプか?
  • →どんなページやパーツが必要なのかが変わってきますので最初に確認します。

  • 最終リクエスト日
  • →大きく変更がかかったりしたら納期間に合わなくなるため。

  • 納品方法の確認
  • →新規の場合はサイトリリースが納品となることがほとんどです。

  • ドメイン、サーバーの有無
  • →ドメイン、サーバーを持っていた場合は、コントロールパネルのアカウント情報やFTPの情報などを支給いただきます。無い場合は新規契約します。

  • 製作費
  • →スケジュールがタイトな場合、だいたい通常の1.5倍請求しています。

  • 運用保守の確認
  • →運用保守の有無により、ユーザーアカウントの発行方法を変えています。

  • 制作の意図、目的、コンバージョンの確認
  • →こちら把握しているとパーツやデザインについて提案もしやすくなります。

  • ページイメージの確認
  • →イメージ分からない時は参考サイトURLをもらっています。

  • 素材確認
  • →サイト名、ロゴ、ファビコン、メールアドレス、SNS、メタディスクリプション、プライバシーポリシー、自動返信メールの文言などを支給してもらいます。

  • info@メールなどのメールアドレスを作るか否か
  • →新規の場合はドメインに合わせて作ることが多いです。

  • Googleアナリティクス・サーチコンソールのアカウントあるか?
  • →運用後のアクセス管理、SEO対策のために設置することを勧めます。

  • ・レスポンシブ対応においてタブレット・スマホのランドスケープ(横向き)対応までするか?
  • →一応確認しますがスケジュールがタイトな場合は大体でOKとしてもらうよう誘導しています。

サイトタイプでの違い

サイトタイプごとに必要なページやパーツがいるのかを想定していれば、こちらから提案などして誘導もしやすくなるかと思っています。
僕は大体が以下のようなものを想定しています。

●サイト型
・事業内容
・会社概要
・採用情報
・よくある質問
・お問い合わせ
・会社概要

●ブログ型
・新着一覧ページ
・カテゴリページ
・タグページ
・検索結果ページ

●LP型(一枚ペラページの場合)
・ファーストビュー
・導入(お悩みなど)
・商品、サービス提案
・お客様の声
・導入事例
・よくある質問
・問い合わせフォーム

■最低限必要なもの
・サイト名
・ロゴ画像
・ファビコン
・メタディスクリプション
・コピーライト
・プライバシーポリシー
・問い合わせフォームの自動返信メールの文言

※プライバシーポリシーの雛形を用意しておくとベターです

オリジナルテーマ用意

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ここが一番のキモです!

基本的に僕は配布されているテーマは使わずオリジナルテーマで制作しております。
このオリジナルテーマがあるからこそタイトなスケジュールでも対応できていると思っています。

オリジナルテーマを使う理由は
・無駄なソースがない
・バグの特定がしやすい
・カスタマイズ自由
・技術的な更新が容易

ベースとなるオリジナルテーマはの構成は以下通りです。

▼テーマファイルの中身
imagesフォルダ
jsフォルダ
404.php
comments.php
footer.php
functions.php
header.php
index.php
page.php
screenshot.png
searchform.php
sidebar.php
single.php
style.css

front-page.php→サイト型テーマの時に利用

.htaccess→セキュリティ対策用に用意しています

▼CSSフレームワーク
Bootstrap
レスポンシブ対応のためにフレームワークのみ使います。
上記テーマファイルはBootstrap化している状態です。

▼アイコン
Font Awesome
見出しにワンポイントつけたり、矢印など重宝しています。

よく使うプラグイン

Akismet Spam Protection (Akismet スパム保護)
Classic Editor
Simple Tags – Tags Manager
WP-PageNavi
Advanced Custom Fields
WP Maintenance Mode

その他、クライアント様と運用方法などを確認し相談しながらSEO系、スピードアップ系、バックアップ系などのプラグインを導入します。

ざっくりWordPress制作の流れ

1. 制作するページを全て用意
2. 全体レイアウト、共通パーツ作成
3. 機能を追加
4. デザイン調整
5. デバッグ
※モバイルファーストで制作

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WordPress制作制作はサーバー上でやります。
この理由は以下のようなデバッグや動作チェックは運用環境で動いたほうが良いと思っているからです。

    デバッグや動作チェック項目

  • スピードテスト
  • 問い合わせフォームの送受信確認
  • デバイスチェック(Win/Mac・PC/iPhone/Android)

なお、制作中はプラグイン「WP Maintenance Mode」を利用してフロント画面ではメンテナンス中画面を表示させています。

制作スケジュール

必ず修正・変更はあるものとして概ね5日で制作を終わらせることを目標とします。
残った時間で念のための時間を確保します。 

1日目

・ヒアリング仕様確認
・ドメイン、サーバー制作環境構築
・Wordpressインストール
・オリジナルテーマインストール
・メールアドレス作成
・Googleアカウント作成
・Googleアナリティクス、サーチコンソール設置
・デザインカンプ作成(作らない場合もある)

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サーバー、ドメインの契約は代行して契約します。
理由はクライアントによる待ち時間がもったいないためです。

サーバーはXserverを使います。
開発環境で制作をすすめ、ドメイン設定後にWordPress移管することで、開発&本番環境を作ることが簡単なのが理由です。

ドメイン取得はお名前.comを使います。

2日目

・デザインカンプ作成(作らない場合もある)
・WordPress制作

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デザインカンプにおいて大きく変更依頼があった場合でも、受けた意見を吸収してWordPress制作に入ります。

3日目

・WordPress制作
・クライアント様にWordPressのアカウントを渡す
・大枠できた時点でイメージに合っているか見てもらう

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クライアント様に理想通りなのかを確認したいので、細かい機能やデザインは除いて7・8割作っておきたいです。

4日目

・WordPress制作

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ここまでにクライアント様には必要素材を用意してもらうようにお願いします。

5日目

・WordPress制作
・デバック
・最終チェック日

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ここで制作完了するのが一番良いですが、なかなかそうはいかないことが多いです…

6日目

・修正期間

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開発環境のコピーを本番環境に移します。

7日目

・メンテンナンスモード、noindex、Basic認証などを外す
・リリース

まとめ

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スケジュールがタイトではなくとも制作においては事前の準備が大事と思っています。
流れについてもイメージを持っているとクライアント様にも説明しやすくなると思いますよ♪